広告批評

『広告』についての色々書きます。

「もののけ姫」はこうして生まれた。

 

毎日一つ、特定の商品や、プロダクト、映画、音楽、サービス、アプリケーションから人物まで、広告したいものを選び、それについてのキャッチコピーを考えます。最低20個の案を出します。そのコピーを考えた根拠も解説します。→なんか恥ずかしいのでやめました(笑)

では、下記が今日のキャッチコピーです。

 

 

 

商品名:「もののけ姫」はこうして生まれた。

「もののけ姫」はこうして生まれた。 [DVD]

「もののけ姫」はこうして生まれた。 [DVD]

 

 

 

 

『一言だけ言ったんですよね・・・「エボシを殺したらどうですか?」って・・・(鈴木敏夫)』

 

 

 

『全部アニメーションの中に吸い込まれた人間じゃないと・・・(宮崎駿)』

 

 

 

『言葉で商売をしてる、世渡りをしている男。人を説得したり、たぶらかしたり。(宮崎駿)』

 

 

 

『鈴木さん、、、宮さんも今回が最後かな?(某興行関係者)』

 

 

 

『映画が出来上がった時が、一番辛いですよね(宮崎駿)』

 

 

 

『この映画の見どころは何ですか?・・・見どころは・・・全部見どころだ!!(宮崎駿)』

 

 

 

『知らない間に鈴木さんの言ってたようになって・・・でまぁそれが上手くいっているっていう・・・笑(宣伝関係者)』

 

 

 

『これは大物だと思ってね。これは超大物かな、と。(徳間康快)』

 

 

 

『私は彼(宮崎駿)が言ったことにNOを言ったことはありませんよ。未だかつて(徳間康快)』

 

 

 

『宮崎が言ってたってことだけがね、私にとって絶対的な信頼なんです(徳間康快)』

 

 

 

『集大成ではない、出発点に立ったんだと思ったんで。引退とか言ってるのはこれは全然、話にならん、と僕は思いました(高畑勲)』

 

 

 

『来ていただいたからには、それ以上のものを返さなきゃなといつも思っております(興行関係者)』

 

 

 

『そうですね、こんなすごいことはない(映画館スタッフ)』

 

 

 

『鈴木さんに騙されたんですね、みんなが(笑)(宣伝関係者)』

 

 

 

『元気になれるものに、惹かれるんじゃないかな(作画スタッフ)』

 

 

 

『自分が何を作ったかということを、総括し終わってないんです(宮崎駿)』

 

 

 

『創りたい作品へ、造る人たちが、可能な限りの到達点へとにじりよっていく。その過程が作品を創るということなのだ(宮崎駿)』

 

 

 

『計画と、実行の物語(ナレーション)』

 

 

 

『心地よかったですよね、このドキュメントを作った人は悪意に満ちてるなと笑(宮崎駿)』

 

 

 

『殺戮シーンを含めてね、ある種の快感があった(鈴木敏夫)』

 

 

 

『歪ませる方が気持ちが良いんです。人間的に歪んでる方が(宮崎駿)』

 

 

 

『重さをどう表現したらいいとか、スピード感を殺さないようにはどうしたらいいとか、から、はじめてアニメーションは始まるんだ(宮崎駿)』

 

 

 

『「感じ」がわからないやつは無能、「感じ」はわかってるけど描けないってのは、これはやっぱり無能なんですよ(宮崎駿)』

 

 

 

『これが現実ですな。やっぱり一回お開きにした方がいいんじゃないか、ジブリは(宮崎駿)』

 

 

 

『要するに、やるよりも作るよりも、堪能することの方が多い仕組みになってるから。世の中全体が(宮崎駿)』

 

 

 

『この人がいると明るくなるなぁ、映画が(宮崎駿)』

 

 

 

『日常生活をある程度、犠牲にしてくださいとしか、僕に口からは言いようがないです!(制作進行スタッフ)』

 

 

 

『そのコピーが、関係各社・関係各人、みんなを支配するから(鈴木敏夫)』

 

 

 

『ハリウッドとまともに勝負すべきではない。もっとミジメなところでやっていこう(鈴木敏夫)』

 

 

 

『僕はやっぱりね、興行的に成功した映画と、そうでない映画との間にはね、はっきり「差」があると思うんですよ(鈴木敏夫)』

 

 

 

『この映画に関しては、いろんなものがある中で、「人間」がもっと前面に出てこないといけない(鈴木敏夫)』

 

 

 

『イチに忍耐、ニに忍耐、サン、シがなくてゴに忍耐(宮崎駿)』

 

 

 

 

 

 

以上です。今回はこのDVDの中に出てくる言葉を抜き出す形でコピーとしました。

現場からの言葉に、何ものにも代えがたい大きな力があるように感じました。

アニメーション以外にも、「何かを創る」ことを生業としている人たちは必見の作品だと思います。

お題も募集しています。

よろしくお願いします。