広告批評

『広告』についての色々書きます。

僕にとって広告とは?

 

いつもお世話になっております。

広告批評です。

 

今日は広告についての少し情緒的な話をしたいと思います。

何の客観的事実もなく、完全に妄想とロマンの垂れ流しです。

おそらく文章は支離滅裂で、とりとめのないものになるでしょう。

でも、書きたくなったので書きます。

 

 

太古の昔を想像してください。

機械文明も何もなく人間がまだ歴史というものを持っていないくらいの

でも、言葉と簡単な文字らしきものは持ってるくらいの原始的な世界です。

そこにある一つの村があったとします。

村長がいます。おじさんがいて、おばさんがいます。

気が強いやつ、弱いやつ、若い女、若い男、子ども、赤ちゃん。

その中で、ある若い男がいました。

若い男には、好きな人がいました。

好きな人がいることを、僕に教えてくれました。

他のみんなも、もしかしたら知っているかもしれません。

その若い男は、悩みました。

なぜなら、その男が気持ちを抱いている人は他の人からもモテていたからです。

ライバルがたくさんいるってわけです。

みんな育ってきた環境は同じです。

でも、こっちのあいつは今では腕っぷしが強くなった。

そっちのあいつは背がスラリと細長い。

あっちのあいつは歌が上手いそうだ。

みんなそれぞれ「他と比べると」優れた所、いいところを持っている。

その若い男は僕に相談を持ちかけた。

「あの子を僕に振り向かせるにはどうしたらいい」

僕は彼のためだけに、遠くの山に生える草を集めて冠を作った。

そして、詩を書いた。

そして、土を集めて少し背伸びができる舞台を作った。

そうすれば、その人を振り向かせられると教えた。

彼は冠をつけ、舞台の上に立ち、詩を読んだ。

その人はとりあえず話を聞いてくれた。

腕っ節のやつが丸太を切っている間に。

背の高いやつが木ノ実を採っている間に。

歌の上手いやつが歌っている間に。

その人は、とりあえず最初に彼の詩を聞いてくれた。

 

その「告白」の場面を見ていたある若い女の子が、僕に声をかけてきた。

「あの冠を作ったのはあなた?あの舞台をこしらえたのはあなた?」

僕は頷いた。若い男には内緒で、あの詩を考えたのも実は僕だと付け加えた。

その若い女の子はどうやら背の高いあいつが好きだったそうだ。

僕は、もう一度詩を書き、冠を作り、その舞台へ女の子を上げた。

 

 

はい、これが僕のやりたいことです。

今の僕にとって広告とは

「おい、これあげるからお前告っちゃえよ!絶対いけるって!マジで俺が保証する!」

と言ってあげること。

人目をひく飾りを施してあげること。

そしてふさわしい舞台に上げてあげること。

この三つです。

 

とてつもなく甘っちょろいですね。

数年後、もしくは数日後に見返して顔から火が出そうなくらい恥ずかしいことを

書いてしまったのかもしれません。

でも、わかる人にはわかると思います。

今の僕には分かりますから。

 

おしまい